人からもらったお土産のチョコレートやまとめ買いしたチョコレートを保管していてすっかり忘れていた なんてことありませんか?
もったいないから食べたいけど、お腹が痛くなったりしないか心配ですよね。
チョコレートは比較的長持ちするイメージがありますが、賞味期限が切れてからいつまでの間なら食べても大丈夫なのでしょうか。
この記事では市販されている板チョコ、生チョコ、ナッツ入りチョコの『賞味期限が切れてから食べても大丈夫な期間』と手作りチョコの『いつまでに食べ切らなければいけないのか(消費期限)』についてまとめました。
まずは市販のチョコレートの場合はどうなのかみていきましょう。
チョコレートの賞味期限が切れてからいつまでなら食べて大丈夫?
ここでは、板チョコ、生チョコ(ガナッシュ・トリュフ)、ナッツ入りチョコの3タイプで賞味期限切れからいつまでの間なら食べても大丈夫なのかお話していきます。(未開封であることが条件)
板チョコ
あくまでも個人の見解ですが、板チョコは賞味期限が過ぎてから約1年間は大丈夫です。
経験者のなかでは賞味期限切れから2年経ったものや5年経ったものを食べても平気だったという人もいますが、安全面からいうと賞味期限切れから1年以内のものならまだ大丈夫『だろう』といったところです。
賞味期限はメーカーが保証している期間なのでその期間内なら安心できますが、その期間を過ぎてしまうと『おいしさ』を保証できないのと『安全面』もメーカー側は保証できないので、あくまでも自己責任で食べてくださいね(´・ω・`)
チョコレートは保存方法が重要です。この記事もチェックしておきましょう。
【関連記事】>>>チョコレートの保存方法を常温・冷蔵・冷凍の3パターンからご紹介!
生チョコ(ガナッシュ・トリュフ)
生チョコ(ガナッシュ・トリュフ)は賞味期限切れから約1ヶ月間は大丈夫です。
ただし、冷蔵保存していた場合の話です。
原材料に生クリームや洋酒などを使用していますので、全重量の約20%が水分です。
『生もの』なので賞味期限内であっても保存は必ず冷蔵庫でなければいけません。
劣化は早いので、賞味期限切れから1ヶ月以内でも見た目や味などをよく確認して食べるようにしてください。
また、チョコの中にドロっとしたジャムのようなものが入っているチョコレートも水分が多いので長持ちはしません。
賞味期限切れからしばらく経っていたら食べるのはやめましょう。
ナッツ入りチョコ
ナッツ入りチョコは板チョコと同じで賞味期限切れから約1年間は食べられます。
ただし、板チョコにもいえることですが、脂質が酸化して味が悪くなる可能性があります。
基本的には板チョコと同じと考えていいでしょう。
また、チョコレートは『ブルーム現象』という白くなる現象を起こします。
詳しくはコチラの記事で解説しています。
【関連記事】>>>チョコレートに白いカビ!?食べても大丈夫!この現象と再利用法について解説!
ここまでお話はあくまで未開封での場合です。
すでに開封してあって、さらに賞味期限が切れていたら食べないほうが無難です。雑菌やウイルスが付いていたら大変です。健康を第一に考えましょう。
手作りのチョコはいつまでなら食べられる?
バレンタインの時期ではお家で手作りする人も多いのではないでしょうか。
お家で作る場合、食品工場のように衛生管理が徹底されている環境ではないので、埃などが混入しやすくなっています。
なので、手作りの場合は『賞味期限』というより『消費期限』としてお話します。
- 生チョコ:作ってから冷蔵庫で3日間
- 湯煎して固めただけのチョコ:作ってから常温で5日、冷蔵で1週間
- チョコクッキー:作ってから常温で1週間
- ブラウニー、パウンドケーキ:作ってから常温で1週間
この消費期限はあくまで目安です。
手作りのものをあげてお腹を壊されては大変ですよね。日を置かずに渡して、すぐ食べてもらうように伝えましょう。
どうしてもスケジュール的に作ってすぐ渡せないという場合は、渡すまでの間、冷凍保存できるブラウニーやパウンドケーキがオススメです。
まとめ
賞味期限とは、その食べ物を美味しく食べられる期間のことで、それを1日、2日過ぎたからって食べてお腹が痛くなるようなことにはなりません。
でも、品質は少しずつ悪くなっていきますから、食中毒にならなくても酸化した食べ物は体に良くありません。
特に安いチョコの中にはココアバターだけではなく、植物油脂を使っているものあります。
ココアバターは酸化しにくい油脂ですがチョコレートに使われている植物油脂はどんなものが使われているか不明ですし、ココアバターに比べたら酸化しやすいので、植物油脂を使っているチョコレートが賞味期限切れからしばらく経っていたら食べないほうが体のためです。
もったいないなぁって思う気持ちはわかりますが、なるべくなら食べないほうがいいですね。
チョコレートの保存方法は基本的に常温でいいのですが、賞味期限が長いことからすぐには食べない場合もありますよね。
常温・冷凍・冷凍の3パターンの保存方法をコチラでご紹介しています!
【関連記事】>>>チョコレートの保存方法を常温・冷蔵・冷凍の3パターンからご紹介!
チョコレートが白くなる現象についてはコチラ!
【関連記事】>>>チョコレートに白いカビ!?食べても大丈夫!この現象と再利用法について解説!
