ある時、本を読みたいなぁと思ったんですが、断舎離して本もある程度処分した状態なので、電子書籍ってどうなんだろう? 使い勝手とかどんなメリット・デメリットがあるのかなぁと思って調べてみました。
最近はKindleなどの電子書籍専用端末もあるので、紙よりも使い勝手がいいなら電子書籍で買ってみようと思ったんですが、まぁ結構一長一短あるってことがわかりましたので、電子書籍を買ってみようかなぁって考えてるあなたの参考になれたら幸いです。
まずは電子書籍のメリットからお話していきましょう。
電子書籍のメリット
- どこにいても、いつでも買える
- どこでも読める
- 本棚がいらない
- 掃除する面積が減る
- 部屋がスッキリする
- 紙の本より安く購入できる
- 持ち運びが楽
- 在庫切れがない
- 海外からでも日本の本を買える
- 検索や翻訳ができる
どこにいても、いつでも買える。どこでも読める。
ネットが繋がる場所なら時間や場所に関係なく買うことができます。
紙の本の場合は、書店に行かないと買えないので、営業時間や場所に制限がありますが、電子書籍なら深夜でも早朝でも今読みたいという時にすぐ買えて、すぐ読めます。これはかなり便利ですね。
本棚がいらない・掃除が楽・部屋がスッキリする
パソコン・スマホやKindleにダウンロードするので、本棚はいらなくなります。
本棚がいらなくなれば掃除も楽になります。どうですか?本棚に並べた本の上にホコリが積もってませんか?あれを掃除するのめんどくさいですよね。電子書籍ならその掃除の手間がなくなります。
本棚がなくなれば、その分部屋がスッキリします。
紙より安く購入できる
電子書籍は紙の本より若干安くなります。印刷や配送にかかる費用がない分、2~3割ほど電子書籍は安くなるんですね。
1冊、2冊程度では大したメリットではないですが、たくさん読むのであれば電子書籍を買ったほうが節約になります。
持ち運びが楽
紙の本であれば、1冊でもバッグに入ってると重く感じることありますよね。でも、電子書籍であれば買ったすべての本がノートPCやスマホ、Kindleの端末から読めるので重くなりません。バッグもかさ張らなくなりスッキリしますね。
在庫切れがない
電子書籍は紙媒体のようにお店が何部仕入れるとかないので、売り切れになることがありません。そもそも販売をやめてしまっていたら買えませんが、販売してる間は買えます。
海外からでも日本の本が買える
電子書籍のメリットの1つにネットが繋がればどこでも買えるというお話をしましたね。海外にいる時にふと、本が読みたくなっても海外で日本の本を買うのは難しいですよね。でも電子書籍あれば、ネットから買えるので海外にいても好きな作家の本を読むことができるんです。
検索や翻訳ができる
本を読んでると意味のわからない言葉が出てくることありませんか? そんな時、電子書籍あれば端末から検索したり英語を翻訳できるので、ストレスなく読み進めることができます。
さて、ここまでは電子書籍のメリットについてお話してきましたが、次はデメリットについてお話していきたいと思います。
電子書籍のデメリット
- ネットが繋がらないと買えない。
- ネットが繋がってないと読めない場合がある。
- 端末のバッテリーが切れたら読めない。
- スマホの容量を圧迫させる
- 読書に集中できない
- 専用端末が高い
- 目が疲れやすい
- 親指が疲れる
- 読み終わった本を売ることができない
- アプリサービス終了後の再ダウンロードができない。
ネットが繋がらないと買えない
なんらかのトラブルや電波が届かない場所でネットに繋がらなくなってしまったら電子書籍は買えません。
ネットが繋がっていないと読めない場合がある
電子書籍にはダウンロードして端末本体に保存して読むタイプと出版社のクラウドに保存されてるものを読むタイプがあります。
クラウドに保存してある場合、ネットが繋がってないと読むことができません。また、クラウドサービスが終了してしまうと読めなくなってしまいます。
ダウンロードできるのであれば、その心配はありません。
端末のバッテリーが切れたら読めない
ダウンロードして端末本体に保存していてもバッテリーが切れたら読めません。外で読む場合は充電器も一緒に持ち歩く必要があります。
スマホの容量を圧迫させる
ダウンロードしてスマホやタブレットに保存した場合、スマホの空き容量が少なくなるので注意が必要です。
【1GBになる目安】
- まんが:10~25冊
- 小説:50~100冊
- 雑誌、写真集:3~20冊
読書に集中できない
Kindleのような電子書籍専用端末であればそんなことは少ないのですが、スマホやタブレットを使って電子書籍を読んでいると電話やメール、LINEなどの着信で邪魔をされたり、動画やSNSを見たいという誘惑が出てきてつい見てしまったりして読書に集中できなくなる恐れがあります。
専用端末が高い
【Kindleの価格】
- Kindle:8980円
- Paperwhite:13980円
- Oasis:29980円
このように専用端末は9000円~30000円ほどします。
年に何十冊、何百冊と多読するならこれだけ高価な端末でも買う価値はありそうですが、年に数冊しか読まないのであれば勿体ない気がします。
目が疲れやすい
スマホやタブレットなど液晶画面から出るブルーライトを浴びたり、明るさが強めですと目が疲れます。
親指が疲れる
ページをめくる時、親指が疲れるのはKindleを使った場合が多いと思いますがスマホやタブレットの場合も手首が疲れやすくなります。
読み終わった本を売ることができない
電子書籍は中古として売ることはできません。読み飽きた本は削除するしかありません。
アプリサービス終了後の再ダウンロードができない
アプリのサービス提供が終了してしまったら、再ダウンロードができなくなるので次の状況時は注意が必要です。
- 端末が故障した
- OSをバージョンアップした
- 端末からアプリを削除した
- 電子書籍を削除した
- 端末を初期化した
ここまで電子書籍のメリット・デメリットをお話してきましたが、結局のところ私は紙の本で充分だなと結論付けました。
その理由をお話していきます。
私が紙の本を選んだ理由
これまでのメリット・デメリットを考慮して、私が紙の本がいいなと思ったのは、
- 年に数冊しか読まない
- 東野圭吾さんの本は電子書籍にはない
- 本はアナログがいい
Kindleのような高い端末を買って読む場合は、たくさん本を買う人で、たくさんの本棚が必要になる人だと思うので、年に数冊しか読まない私にとってはもったいない端末ですね。
私は東野圭吾さんの小説が好きなんですが、電子書籍では出してないんですよ。東野圭吾さんの小説以外にも電子書籍になってない本はあると思います。
なんでもかんでも電子化されてる現代ですが、本を読む時ぐらいはデジタル社会から離れてゆったりした時間を過ごしたいという考えがあります。
私が電子書籍と紙の本どっちがいいか考えた時、紙の本を選んだ理由はこんな感じです。
まとめ
電子書籍は多読する人にはオススメですね。漫画の場合、全巻となると30冊とかそれ以上の場合もありますし、いろんな漫画を読むとなるとすぐ本棚がいっぱいになってしまいますから、スマホやKindleなどの端末にダウンロードして読んだほうがスマートですね。
ただ、電子書籍になっていない本もあるので、そこは注意してください。
私のように本はアナログがいいという場合や、読む数が少ない場合などは紙の本でもいいかもしれません。