日光の紅葉は全国でも有名のスポット。
東北自動車道が南北に伸びているので、関東地方だけでなく東北地方の人もアクセスがしやすい栃木県。
紅葉の時期になると、ネットニュースやテレビでも話題になる日光は渋滞もある意味【風物詩】になっています。
とても綺麗な赤や黄色に染まった山々を見に行きたい! と思うのはみんな同じですね。
空気もキレイですし、リフレッシュには最高!
今回は、素敵な時間をできるだけ長く楽しめるように、紅葉シーズンの日光の渋滞状況やその回避方法をお話していきます。
第二いろは坂(国道120号線)の渋滞時間
日光の紅葉を見に行く際、この道を通る人が大半ではないでしょうか。
中禅寺湖方面へ続く道となっています。
【紅葉が見頃の渋滞時間】
7時~18時
ピーク時には9kmの渋滞になり、通常であれば20分で通過できるところ120分(2時間)かかります。
(情報元:日本道路交通情報センター)
もし子供が渋滞でグズったらアニメとか映画を見せてあげると見終わった頃に渋滞から抜けられてちょうどいいですね(^^)
この第二いろは坂が渋滞する理由のひとつに『明智平ロープウェイ』が道路沿いにあるので、ロープウェイに乗って紅葉を楽しみたい人達が明智平ロープウェイ付近で渋滞を作ってしまいます。
明智平ロープウェイの営業時間が午前9時からですが、午前8時半に駐車場がほぼ満車になり、駐車場が空くのを待つ車の渋滞ができますので、午前7時くらいにここを通過できるように計画を立てたほうがいいですね。

行きは、第二いろは坂で渋滞が起きてれば、その先の中禅寺湖、華厳の滝、湯滝、湯ノ湖周辺も当然渋滞、駐車場満車となります。
首都圏やさらに遠方から行こうとしてる人は、時間にかなり余裕を持って出発して、途中のパーキングエリアなどで仮眠や休憩をとるようにして時間調整したほうが無難でしょう。
渋滞情報[10/20 7:00現在]
・いろは坂(上り)は、明智平手前から渋滞
・明智平駐車場、華厳の滝駐車場、赤沼駐車場 満車運転気をつけて、紅葉を楽しんでね。
— 日光仮面 (@55nikkokamen) 2018年10月20日
では、紅葉を楽しんだら帰らなくてはなりません。また、渋滞が待っています^^;
帰りは何時頃が渋滞になるのか見ていきましょう。
第一いろは坂(国道120号線)の渋滞時間
紅葉を楽しんで帰る際は、この第一いろは坂を下っていきます。
行き同様、帰りも渋滞してしまいます。
何時頃、どのくらい渋滞するのか調べました。
【紅葉が見頃の渋滞時間】
15時~19時
ピーク時には5kmの渋滞になり、通常であれば10分で通過できるところ60分(1時間)かかります。
(情報元:日本道路交通情報センター)
お昼ご飯を食べて、少し紅葉を楽しんで、お土産を買って、『じゃあ、帰ろうか』って思う時間がちょうど渋滞の時間ですね。
夕方はどうせ渋滞にハマるので、夜までゆっくりするというのもひとつの手ではないでしょうか。
泊りがけなら、帰りは朝なので渋滞の心配はなく気持ちよく帰れますから、思い切って近くのホテルに宿泊というのはいかがでしょうか。
さて、いろは坂の渋滞中にトイレに行きたくなったら大変ですね。
隠れてする場所もありませんし、道の下は崖だし、猿はいるし(笑)
次は、そんな困ったことにならないためにトイレスポットを事前に確認しておきましょう!
いろは坂周辺のトイレの場所
- ローソン日光清滝バイパス店
- ファミリーマート日光清滝店
- 馬返 公衆トイレ(第二いろは坂手前)
- 黒髪平(仮設トイレ)
- 明智平ロープウェイ駐車場内
清滝ICからいろは坂に向かう途中にコンビニや公衆トイレがあります。
とはいっても3つだけなので、いろは坂手前の馬返 公衆トイレまで我慢したけど行ってみたら駐車場いっぱい。トイレ渋滞が起きてた。なんてことも想定して、コンビニに立ち寄ってトイレを済ませてしまいましょう。ついでに携帯トイレが売っていたら、購入しておいたほうが緊急時に役に立ちます。
また、いろは坂の中に2箇所、明智平ロープウェイより手前にある黒髪平に紅葉シーズンだけ仮設トイレがあります。ただ、早めの時期に行くとまだ設置してないので注意してください。
明智平ロープウェイの駐車場内にもトイレがあります。人気スポットですから当然ですよね。
こうしてみてみると、行きのいろは坂はトイレ対策できそうですが、帰りの第一いろは坂周辺はトイレがないんです。ですから、さっき、コンビニで携帯トイレを買っておいたほうがいいと言ったんです。
帰りは、観光スポット周辺施設のトイレで用を済ませてから出発しましょう。
日光の紅葉はなにもいろは坂から先ばかりではありません。
この渋滞を避けて日光の紅葉を楽しみたい人は必見の紅葉スポットをご紹介します。
いろは坂の渋滞を回避できる紅葉スポット
清滝IC手前の日光ICで降りて、霧降高原方面から湯本温泉までのルートはいかがでしょうか。
- 霧降ノ滝(きりふりのたき)
- 瀬戸合峡(せとあいきょう)
- 間欠泉(かんけつせん)
- 山王林道(さんのうりんどう)
- 湯滝(ゆたき)
- 湯本温泉(ゆもとおんせん)
全行程75km、約3時間のドライブコースになります。(交通状況で変動はあります)
山王林道以外は、すべてトイレがあります。
霧降ノ滝は華厳ノ滝、裏見ノ滝に並ぶ日光三名瀑の一つとして知られています。
瀬戸合峡は断崖絶壁で見る紅葉は絶景です。
間欠泉は、だいたい30分~1時間の間隔で湯煙が噴き上がるのが見れるスポットです。間欠泉が見れる展望台には足湯もあるので、休憩にはちょうどいいですね。
山王林道は21kmある林道で、男体山や戦場ヶ原の景色も見ることができ、ドライブコースとしては最高です。道幅が狭くなるので運転には気をつけてください。
湯滝は中禅寺湖よりも先にある湯ノ湖から流れる滝で、周辺は温泉があるため硫黄の匂いがかすかに感じます。湯滝レストハウスが近くにあるので、食事をしながら紅葉を楽しむのもいいですね(^^)
最後に湯本温泉に入って、さっぱりすれば、満足、満足、言うことなし!
いろは坂にこだわりがなければ、こうゆうコースもあるので、参考にしてみてください。
(情報参考元:日光観光ライブ情報局)
日光紅葉おすすめスポットの見頃一覧
今回、ご紹介したいろは坂から湯ノ湖までの紅葉シーズンの見頃と別ルートとしてご紹介した霧降ノ滝の見頃をまとめました。
- いろは坂:10月中旬~11月上旬
- 中禅寺湖:10月中旬~10月下旬
- 華厳の滝:10月中旬~10月下旬
- 竜頭ノ滝:10月上旬~10月中旬
- 戦場ヶ原:10月中旬~11月上旬
- 湯 滝:10月中旬~10月下旬
- 湯 ノ 湖 :10月上旬~10月中旬
その年の気温で若干の早まったり、遅くなったりはありますが目安はこんな感じになります。
湯ノ湖は標高が高いため、10月上旬から見頃になりますので、現地までの距離もありますから早めに観光に行くと比較的道路が空いていてスムーズに行けます。10月中旬からはいろは坂の渋滞がひどくなるので、湯ノ湖までの時間もかかって大変ですよ^^;
まとめ
いろは坂の渋滞を避けて、いろは坂を通過したいならとにかく早めの出発です。
一方通行なので、一度入ってしまったら、いろは坂を出るまでUターンはできませんので注意してください。
紅葉が綺麗に見れる期間はとても短いのでどうしても混雑してしまいますね。
平日も休日並に渋滞します。
でも、綺麗な景色を見たい!綺麗な空気を吸いたい! という気持ちはみんな同じ。
渋滞でイライラしてあおったりしないで、お互い気持ちよく楽しめるように譲り合いましょう。