年末になると、「あれ?〇〇さん家の〇〇ちゃんは今年何歳だっけ?」って考える人も多くなりますね。
なんでかって?そう、「お年玉」!
子供にとっては年に一度のボーナスですから、「早くお正月来ないかなぁ」って首をなが~くして待ってます。
大人は毎年大変かもしれませんが(笑)
あげる子供の年代によっては、金額がアップするタイミングだったりもするので、「今年はいくらあげればいいんだろう」という悩みやお年玉関連のよくある疑問にお答えします。
お年玉の相場一覧表(子供の年代別)
子供の年代 | 金 額 |
小学生未満 | 2000円 |
小学 1・2年生 | 2000円or 3000円 |
小学 3・4年生 | 3000円 |
小学 5・6年生 | 3000円 |
中学生 | 5000円 |
高校生 | 5000円or 10000円 |
大学生・専門学生 | 10000円 |
足利銀行が行ったアンケート調査結果から、子供の年代別に割合が多かった金額をまとめました。
2つ金額を載せている年代は、割合の差が小さかったので両方記載しました。
こうしてみると、小学生の子供には一律3000円としたほうがわかりやすいですね。
高校生に上げる場合は10000円を上げる割合も多くなってきますが、お財布事情もありますから無理することはないですよ。高校生からしたら5000円もらえるのだってうれしいんです。
高校を卒業して、専門学生や大学生になったら10000円をあげる割合が7割にもなってきます。
もらう方はうれしいですけど、あげるほうは顔で笑って、心で泣いてって感じですかね^^;
今回は子供の年代別でまとめましたが、年齢で金額を決める場合、早生まれ(1月~3月生まれ)の子供は同じ学年の子供と金額に差ができてしまうので、「〇〇ちゃんは小学生だから3000円」としたほうが不公平感がないですし、あげる方も親戚の子供の年齢とか誕生日とかで毎年頭を悩まさずに済みます。
お年玉の金額は周りに相談しにくいですから悩みますよね。
孫や甥っ子、姪っ子にあげる時も上記の一覧表を参考にしてください。
次はお年玉に関するちょっとした疑問について周りはどうしてるのかについてお話します。
お年玉のちょっとした疑問
社会人でも未成年のうちはあげるの?
これは意見が分かれます。
一番は『親戚間のルールに合わせる』というのがいいです。
- 高校卒業したら学生でも社会人でもあげるのをやめる
- 社会人になったらあげるのをやめる
- 成人になったらあげるのをやめる
など、選択肢があり、答えがひとつではないのが悩ましいところですね。
自分の親や聞きやすい親戚にそれとなく聞いてみましょう。
もし聞けない場合は、当日にとっさに渡せるように余分にぽち袋と新札を準備しておくと対応できますよ。
お年玉をあげる相手の関係性はどこまで?
足利銀行のアンケート調査結果では、ほぼ100%で『親戚の子供』でした。
続いて、約50%の割合で『自分の子供』。あげないという親も約50%いるということですね。
3番めに多かったのが『親や祖父母』でした。これは私としては意外でしたね。
なかには親しい友人・知人の子供にもお年玉をあげるという人もいますが、アンケート調査によると5%しかいませんでした。基本的には身内だけのようですね。
近所の子供にもあげるの?
自分の子供が友達を連れてきたり、近所の人が親子で新年の挨拶に来たりした場合、お年玉をあげたほうがいいのか迷いますよね。
私が個人的に調べてみましたが、どうやら、近所の子供にお年玉をあげるという意見はほとんどありません。
一度あげると、また来年きたらあげないといけないかなぁって悩むことになりますし、他の子供が遊びに来たらその子にもあげないと可哀想ですし、『あげない』とするのが一番いい選択でしょう。
赤ちゃんにお年玉ってあげるの?
まだ赤ちゃんには『お金』は当然理解できませんが、赤ちゃんの親にあげるという人が多いです。
そのお金で絵本や洋服を買ったり、貯金したりと使いみちは『赤ちゃんのため』・・・だと信じたいですね。
自分の兄弟(弟や妹)にはあげるの?
私の例でいうと、年が離れた兄と姉が社会に出てから、お年玉をもらうようになりました。金額も相場の金額でしたね。
周りの人の意見でも、社会人になったら弟や妹にあげるという人が多いです。弟や妹がまだ学生の場合ですが。
身内に不幸があった場合のお年玉はどうするの?
基本的に喪中期間は祝い事はしませんが、お年玉は子供が楽しみにしてるので『文具代』、『ご本代』、『お小遣い』という名目であげれば問題ありません。
ただし、『おめでとう』という言葉はNGです。
お年玉をあげていい期限は?
関東では1月7日まで
関西では1月15日まで
となっています。
これは松の内(まつのうち)という正月の飾りを飾っておく期間と同じです。
元日に実家に戻れなかった人や都合で集まれなかった子供には上記の期限までにあげましょう。
ですが、期限を過ぎたからってあげられないわけではありません。『お年玉』から『お小遣い』に扱いが変わるだけです。
まとめ
毎年、金額設定に悩んでいたあなたもこれでスッキリできたのではないでしょうか。
お年玉は『新年を祝う気持ち』ですから、金額の大小は関係ありません。
家計に無理が出ない金額で大丈夫です。相場はあくまで相場。
もらった子供は、『これで何買おうかなぁ(*^_^*)』って頭がいっぱいです。
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それでは、良いお年をお迎えください。