湿度が上がってきて、蒸し蒸ししてくると扇風機をつけたくなりますよね。
でも、扇風機を付けたまま寝てしまうと「命を落とす」という話を耳にしたので、そんなことがあるのか!?( ゚д゚ ) と思って調べてまとめました。
扇風機の風で死ぬ!? 都市伝説? 本当のところは・・・
現状、扇風機の風の当たりすぎが原因で死亡したとはっきり証明できる材料はありません。
じゃぁ、やっぱり都市伝説だったのか(゚∀゚)
なんて油断してると危ないですよ!
扇風機をつけっぱなしにしてると、その風でどんどん体温が奪われます。
そして、体温が下がりすぎると自律神経に異常がでます。
自律神経は心臓を動かしたり、胃腸を動かしたり、私達が意識していない体の動き全部に関係してくるので、その自律神経に異常が出ることは危険です。
ただ、現状では扇風機の風を寝ている時に浴び続けたことが原因で命を落とすことになるのかについては、はっきりと証明できる材料がありません。
体にどんな悪影響があるのか
命を落とすまで行かなくとも、つけっぱなしで寝ると色々と体に不調が出てきます。
寝冷え
人は眠りにつくと体全体の体温が下がります。そこに追い打ちをかけるように扇風機の風を体に当てていたら、体はどんどん冷やされて胃腸の働きが悪くなってしまいます。
すると、下痢や腹痛、消化不良を起こします。
冷たいものを食べたり飲んだりした時も胃腸の働きが鈍くなりますが、それと同じです。
呼吸器疾患
口をあけて寝る人は要注意です。扇風機の風が口の中に入り、喉の粘膜を乾燥させてしまいます。
その結果、のどの免疫力が下がり、菌に対して抵抗力が弱まってしまうので、のどを痛めて風邪をひきやすくしてしまいます。
低体温症
あなたはお酒を飲んで、酔いつぶれた経験はありますか?
気分が悪いからって泥酔した状態で扇風機を浴びながら寝てしまうのは危険です。
酔っていて、脳の機能がどーーーーんと低下してるんですから、体が異常に冷やされていても反応できずに低体温症になってしまう可能性があります。
最悪、凍死と同じ状況になってしまうかもしれませんので、酔っている時は十分気をつけてください。
自律神経不全
冒頭でもお話しましたが、体温が下がりすぎると自律神経に異常がでます。
心臓、肺、胃腸など体全体の機能が低下します。
こうした症状にならないようにどうゆう対策をとるべきか
1.首振り機能を使う
首振りにすることで、ずーーっと体に風が当たり続けないようにします。
風の強さは「弱」でそよ風程度にしましょう。
2.タイマー機能で自動OFF
寝ている時は体温が低くなり、体温調節が難しいです。風の当たりすぎで体の冷やしすぎを防ぐためにタイマーを設定しましょう。
3.冷房との併用
冷房も使ったら冷やしすぎない?って思うかもしれませんが大丈夫です。
冷房の設定温度を27℃~28℃くらいの高めに設定して、扇風機で部屋の空気をかき混ぜてあげると、間接的に冷房の冷たい空気が伝わり、設定温度が高くても風があることで体感温度も下がります。
ここでの注意点は冷房の風を直接体に当てるのは、体を冷やしすぎる原因になるのでやめましょう。
冷たい空気は下に沈む特性があるので、冷房の風向きは上(天井と平行)にすれば、上から冷たい空気が降りてきて、部屋全体を効率よく冷やすことが出来ます。
4.扇風機を遠くに置く
近くで風を浴びると体が冷えるのも早くなります。
やさしい風を感じるくらいの距離に置きましょう。
まとめ
扇風機をつけたまま寝てしまうと命を落とすリスクが高いのは酔っ払っている人なので、飲み過ぎには注意してください(^o^)
体の冷やしすぎは良くないというお話でしたが、だからと言って、暑いのを我慢すると熱中症の危険性が高くなってしまうので、暑い(´Д`) と感じたら扇風機や冷房を使ってくださいね!
それと、脱水症状を起こさないように水分補給も忘れずに☆
夏は寝苦しい季節ですが、健康的な睡眠をとって夏を乗り切りましょー!\(^o^)/