「お風呂の浴槽に水を出しっぱなしにして長時間出かけてしまった」
「子供がいたずらして水が出しっぱなしだった」
なんていうトラブルが起きると水道代が心配で夜も眠れないなんて人もいるんじゃないですか?
請求書が届くまでソワソワして落ち着かない生活も精神的に良くないですから、大雑把でもどのくらいの金額になるのか知りたいですよね。
そこで、私の住んでる地域の水道料金ではどのくらいの金額になるのか計算してみたので参考にしてください。
蛇口全開時の水道料金のめやす(時間別)
【計算条件】
- 13口径
- 蛇口を全開にした場合を想定
- 1ヶ月分の単価で計算
- 税込み(2018年10月現在の消費税8%で計算)
時間 | 使用量 (立方メートル) | 水道料金 | 下水道使用料 | 合計 (円) |
1分間 | 0.02 | 842 | 1188 | 2030 |
1時間 | 1.20 | 842 | 1188 | 2030 |
6時間 | 7.20 | 842 | 1188 | 2030 |
12時間 | 14.40 | 890 | 1188 | 2078 |
24時間 | 28.80 | 1700 | 1771 | 3471 |
私の住んでる地域の水道料金で計算すると、1分間~12時間の間、蛇口を全開で出しっぱなしにした場合は約2000円かかります。金額にほとんど差がないんですね。
だからといって、水の無駄遣いしていいというわけではありません。大切な資源ですから、「うっかり」は気をつけたいですね。
基本料金、従量料金は同じ県でも市区町村で違うので、住んでる地域の市役所や水道局のサイトで水道料金を確認してください。また、口径のサイズでも若干違ってきます。
水道料金の計算方法
さっきは私が住んでる地域での水道料金を出しましたが、やっぱり自分が住んでる地域の料金が知りたいですよね。
どうゆう計算をするのか説明します。
では、東京(23区)の水道料金を例にして計算してみます。
【計算条件】
- 1ヶ月の平均使用水量:約24立方メートル(4人家族の場合)
- 口径20mm
- 基本料金:1170円(口径20mmの場合)
- 上水道の従量料金(1立方メートルの単価)
使用水量 (立方メートル) | 単価 (円) |
1~5 | 0 |
6~10 | 22 |
11~20 | 128 |
21~30 | 163 |
- 下水道の従量料金(1立方メートルの単価)
使用水量 (立方メートル) | 単価 (円) |
0~8 | 一律560 |
9~20 | 110 |
21~30 | 140 |
- 1~5立方メートル:0円
- 6~10立方メートル:5立方メートル×22円=110円
- 11~20立方メートル:10立方メートル×128円=1280円
- 21~24立方メートル:4立方メートル×163円=652円
- 上水道従量料金合計:0+110+1280+652=2042円
- 基本料金+従量料金:1170+2042=3212円
- 0~8立方メートル:560円
- 9~20立方メートル:12立方メートル×110円=1320円
- 21~24立方メートル:4立方メートル×140円=560円
- 下水道従量料金合計:560+1320+560=2440円
上水道料金+下水道料金+消費税
3212+2440=5652円+消費税
ということで、4人家族の1ヶ月の水道代は約5600円という計算になります。
地域によって、基本料金や従量単価が違いますので、自宅の水道代を計算する時は上記の計算方法を参考にしてください。
【情報参考元】
東京都水道局
まとめ
うっかり出しっぱなしにしてしまったり、子供がいたずらして出しっぱなしにしたり、色々と『やってしまった』というケースはありますよね。
再発防止としては、
- 出かける前に確認する
- 子供によく言って聞かせる
という基本的なことしかないですよね。
水道料金は地域差が大きくて、高い地域と安い地域とでは8倍も差があるんです。
高い地域に住んでる人にとっては水の出しっぱなしは痛い出費になってしまうので、日頃から節水を心掛けたいですね。