中古物件を買って住んでるんですが、最初に住んでた人があまり掃除する人ではなかったらしく、リビングのフローリングの床の溝が黒くなってるんですよね・・・。
最初見たとき、こうゆう黒いラインがあるフローリングなのかなと思ったほどキレイに溝が黒くなってました。
一般的に溝が黒くなる原因はホコリや皮脂が溜まるのが原因とされてますが、私の家の場合は、前に住んでた人が家の中でタバコを吸う人だったので、ヤニ汚れも混じっています。
かなり汚れが付いてから年月が経ってると思われ、ネットで調べた方法にあった楊枝や綿棒、歯ブラシなどで擦ったくらいではビクともしませんでした!
しかし、そんな頑固な溝の汚れを落とせる方法がわかったので、私のようにフローリングの溝の汚れで困っているあなたに情報を共有したいと思います。
まずは何を準備したらいいか、お話していきましょう。
フローリングの溝の黒い汚れを落とすために準備するもの

- 雑巾
- 大きめのマイナスドライバー(長さは短めが良い)
- 洗剤(セスキorバスマジックリン)
- スポイト
- 小さめのタッパー
- ティッシュ
- ゴミ箱
雑巾な100均で売ってるものでOKですね。
マイナスドライバーは上の写真にあるセット売りされてるやつで、その中で一番大きいマイナスドライバーを使ってます。
洗剤はセスキでもバスマジックリンでもどちらでもいいです。私が両方使ってみた感じではバスマジックリンのほうが汚れが落ちた印象です。
スポイトは100均で売ってる習字で使うスポイトを使いました。
小さめのタッパーは洗剤を入れるために使うので、タッパーでなくても液体を入れられる器であれば何でもOKです。
ティッシュは細かい汚れのカスを取る時に使います。雑巾で拭き取れれば、雑巾で対応してもOKです。
ゴミ箱はティッシュを捨てるのに使います。
フローリングの溝の黒い汚れを落とす掃除方法
- タッパーに洗剤を入れる
- スポイトで洗剤を吸い取る
- スポイトの先端を溝に合わせて洗剤を溝に流す
- 雑巾にマイナスドライバーを当ててゴシゴシ擦る
- はみ出た洗剤や浮いた汚れは雑巾で拭き取る
タッパーに洗剤を入れる

入れる量は少なめにしましょう。たくさん入れて、バシャっとこぼしてしまうと面倒なので。
深さでいうと1~2mmほどでいいと思います。
スポイトで洗剤を吸い取る
なんら難しいことはないですね。
スポイトの先端を溝に合わせて洗剤を流す

上の画像のようにスポイトを溝に沿わせて、洗剤を出しながらスポイトを走らせていく感じです。
雑巾にマイナスドライバーを当ててゴシゴシ擦る

コツとしては厚みのある雑巾の端を使って、溝の形がV字であれば、マイナスドライバーを傾けて先端の面が溝の面に当たるようにしましょう。
端は厚みがあるので、激しく擦っても穴が空きにくいです。逆に薄い部分で擦ってしまうと穴が開いてガリッとやってしまいます。薄い部分でやる場合は、下の画像のように雑巾を折って厚みをもたせてから擦ると穴が開きにくいです。

雑巾をゴシゴシやっても落ちない固まった汚れは直にマイナスドライバーを当てて削り落とします。8~9割汚れが取れたら再度、洗剤を垂らして雑巾で擦るとキレイになりますよ。
はみ出た洗剤や浮いた汚れは雑巾で拭き取る
擦った溝周りに洗剤が残っていたり、溝から溢れ出た汚れがあるので、拭き取っておきましょう。
汚れが落ちるとフローリングの印象が変わる

写真でみてわかりますでしょうか。
左半分が溝を掃除した側、右半分が溝を掃除してない側なんですが、左側のほうが気持ち床の色が明るくなったように見えませんか?
溝のラインが消えるだけでこんなに印象が変わると、掃除するモチベーションが上がりますね!
フローリングの溝の黒い汚れを落とす際の注意点
- 洗剤が触れた部分はワックスが剥がれる
- 床を傷付けてしまう場合がある
- 腰が痛くなる
- 立ちくらみに注意
- 腱鞘炎に注意
- 時間がかかる
- 労力がいる
洗剤が触れた部分はワックスが剥がれる
これはどうしても避けられないので仕方ないです。スポイトで溝まで持っていく時にポタッと関係ない床に垂らしてしまうと水玉模様に剥がれてしまうので気をつけてください。
床を傷つけてしまう場合がある
先程、雑巾の厚みが薄い部分でゴシゴシ擦ってしまうと雑巾に穴が開いてしまうとお伝えしました。それで、穴が開いてしまうとマイナスドライバーが直に当たるので、ガリッといってしまうことがあります。
私もガリッといってしまうことがあり、小さい傷が付きました。
腰が痛くなる
背中を丸めて縮こまった状態で行う作業なので、腰が痛くなってきます。腰痛持ちの場合は長時間の作業は避けたほうがいいかもしれません。
立ちくらみに注意
ずっとしゃがんだ状態で作業してるので、立ち上がった時にクラクラします。なにげにしゃがんだ状態も疲れるので、時々立ち上がりますが、その時に立ちくらみがするので気をつけてください。
腱鞘炎に注意
汚れが落ちにくいとひたすらゴシゴシ擦るので手首の負担が大きいです。手首を痛めないようにやりすぎには注意してください。
時間がかかる
私の場合はLDK全面の溝をやらないといけないのですが、4~6mで1時間かかるので、全面を終わるのは何ヶ月もかかります。
汚れが部分的であればそんなに時間はかからずにできます。
労力がいる
私は一人で溝の掃除をしてるので、時間もかかるし、体力も消耗するんですが、もし、複数人で住んでるのであれば、何人かでやることで楽にできるでしょう。
まとめ
【用意するもの】
- 雑巾
- 大きめのマイナスドライバー(長さは短めが良い)
- 洗剤(セスキorバスマジックリン)
- スポイト
- 小さめのタッパー
【掃除の手順】
- タッパーに洗剤を入れる
- スポイトで洗剤を吸い取る
- スポイトの先端を溝に合わせて洗剤を溝に流す
- 雑巾にマイナスドライバーを当ててゴシゴシ擦る
- はみ出た洗剤や浮いた汚れは雑巾で拭き取る
【掃除をする際の注意点】
- 洗剤が触れた部分はワックスが剥がれる
- 床を傷付けてしまう場合がある
- 腰が痛くなる
- 立ちくらみに注意
- 腱鞘炎に注意
- 時間がかかる
- 労力がいる
私の場合は、床の溝全体をやらないといけないので、とても大変ですが、一度きれいにしてしまえば後が楽です。
では、参考になれば幸いです。