中古物件を買うにあたり、ユニットバスのリフォームを一緒にやってしまおうと思って、ショールームに行ったり、ユニットバスのカタログとにらめっこしていました。
不思議なもので、ショールームに展示されてる物やカタログをみてると、ユニットバスが輝いてみえて『これもほしい、あれもほしい』とオプションが増えていき、気がつけば予算オーバー・・・・^^;
一度冷静になって、『本当にコレ必要か?』と自問自答してました。そのひとつに『収納棚』の必要性について考えた結果、不要と判断しました。
私なりに収納棚がないことでのメリット・デメリットをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
ユニットバスに棚がないとこんなメリットがある!
- 棚のピンクカビに悩まされなくなる
- 壁の掃除がしやすくなる
- 棚をなくした分の費用を抑えられる
主に、掃除と購入費でメリットがありますね。
棚が設置してある場所は水が掛かりやすいところにありますから、泡とか水が飛び散って、汚れがつきやすいです。
カウンターよりも下の位置に設置できる物もありますが、カウンターの下なので、汚れやすさもアップして、掃除で苦労するのが想像できます。
ちなみに私は、カウンターも鏡もいらないと思って、『カウンターなし』、『鏡なし』を選択しました。
棚の形状も各メーカーで工夫されてたりするんですが、取り外す時に底の部分がパカパカするタイプは使いにくいなって感じましたし、ステンレスタイプの棚はプラスチックの棚に比べたら掃除が楽な感じがしますが、水アカが目立ってくると水アカを落とすのが面倒になってきそうだなと思いました。
それに、棚がないことで壁のデコボコが減るので、壁の掃除がしやすくなります。
取り外し可能な棚の場合、棚を引っ掛けるための出っ張りが壁に付いてるので、そこに汚れが溜まりやすいですし、掃除がしづらくなってしまいます。
また、費用面はTOTOサザナを例にお話しますと、ステンレスでできたワイヤーシェルフ3段を水栓タイプ(N)で選んだ場合、31000円かかります。
ですが、収納棚なしを選択すると、Nタイプの場合、5000円安くなります。Pタイプ、Tタイプでは10500円も安くなります。
※TOTOは2019年10月受注分から数%値上げするので、上記の金額は参考程度にみてください。
私はTOTOとタカラスタンダードでどちらにしようか悩み苦しんだので、同じように悩んでいるようでしたら、下の記事もチェックしてください(^^)
さて、メリットばかりが目につく『収納棚なし』ですが、デメリットについてもみてみましょう。
ユニットバスに棚がないとこんなデメリットがある
- シャンプーやボディソープなどのボトルを置く場所がない
はい、これぐらいしかデメリットはありませんね。
だって『収納棚』ですから、物を置く以外の使いみちはありません。
棚がなければないで、やりようはあると思うんです。例えば、浴槽の上に蓋の半分を置いてそこに置くとか、あらかじめカゴにシャンプーなどのボトルを入れておいて銭湯に行くときのような状態で床にカゴごと置けば問題ないですよね。それでお風呂から出る時には、シャンプーを入れたカゴを持って出るといった感じです。
『いや、ボトル類は棚に置かないと気持ち悪い!』という場合は、マグネットタイプの棚もTOTOから出るので、それを壁にくっつけて使うことができます。
マグネットであれば取り外し可能ですし、取り外し後の壁には出っ張りの物がないので掃除がしやすいですから検討してみてください。
商品名は『フリーポケット』、価格は1つ4000円です。こちらの価格も2019年10月以降は変更されてると思うので、ご参考までに。
まとめ
ユニットバスの収納棚をなくしたことによるデメリットらしいデメリットはありません。
収納棚をなくしたことで、壁がスッキリして汚れが溜まりにくくなり、掃除もしやすいという実用性に優れた仕様になります。
また、多少価格も抑えることもできるので、『形にこだわらない』、『清潔さ、掃除のしやすさ』を重視したいと考えてるのであれば、『棚はいらない』という判断も十分にアリです。
ただし、メーカーによっては『棚なし』を選択できない場合もあるかもしれないので、TOTO以外で検討するのであれば、各メーカーに問い合わせてみてください。