暑い夏はエアコンがフル稼働ですよね。
私の周りでは、エアコンを24時間つけっぱなしにしてるって人がいて、「つけっぱなしのほうが電気代安いよ(・∀・)」って言ってたので、ほんとに「つけっぱしのほうが電気代が安いのか」調べてみました。
この記事を読んで賢く、快適に夏を過ごしましょう\(^o^)/
24時間つけっぱなしは電気代の節約にならない

とある方が冷房を「24時間つけっぱなし」で実験をして去年の電気代と比較した結果、24時間つけっぱなしの時のほうが電気代が高くなったという実験結果が出ました。
高くなったと言っても「必要な時だけつける」場合との差は1700円程なんですが、これをどう捉えるかは人それぞれですね。家庭によってもエアコン以外の家電の使い方でも違ってくるので参考値として見てください。
エアコンで節電するコツ

エアコンの電気代を抑えるには以下の方法が有効です!
日中はつけっぱなし、夜間はこまめにオン/オフ
空調メーカーのダイキン工業が行った実験では、8月に設定温度26度で「24時間つけっぱなし」と「30分毎にオン/オフ」で消費電力を比較した結果
- 9:00~18:00の日中は30分程度の外出であればつけっぱなしが良い。
- 18:00~23:00の夜間はこまめにオン/オフが良い。
ということでした。
なぜ日中にこまめにオン/オフしてはいけないかというと、暑い夏はオフにした瞬間からすぐ室温が上がってしまいます。オフして30分後にオンした時には室温が上がってしまっているので、エアコンはフルパワーで一気に室温を下げようとしますから日中のこまめなオン/オフは電気代が掛かってしまうんです。
ポイントはいかにフルパワー運転を減らすか
自動運転でつけっぱなし
自動運転にすることで、短時間で一気に設定温度まで室温を下げ、その後は送風や微風で室温をキープします。
その時々の室温によって、冷房、送風(微風)を自動で切り替えるので無駄な電気代がかかりません。
つけっぱなしで節電するポイントは送風時間を長くなるようにすること。
やはり冷房と送風では送風のほうが節電になりますから、送風の時間が長くなるように設定温度を低くしすぎないようにしてください。
遮光カーテンで断熱
外の熱が窓から伝わって室内を暖めてしまうので、断熱効果のある遮光カーテンで熱が室内を暖めないようにするのも有効です。
せっかく冷やしても外から熱が次から次へと入ってきては効率が悪いですからね(´・ω・`)
扇風機やサーキュレーターで空気を動かす
暖かい空気は天井のほうに溜まり、冷たい空気は床のほうに溜まるので、扇風機やサーキュレーターで上と下の空気が混ざるようにすると冷房効率がアップします。
換気扇の使用は必要最低限に
せっかく冷やした空気を外に出してしまっては意味がありません。
とはいっても、料理中での使用や浴室などの換気での使用など必要な時はちゃんと使って、それ以外では使わないようにオフし忘れなどにも注意しましょう。
フィルター掃除をしましょう
フィルターにホコリが溜まっているとエアコンの効きが悪くなるというのは昔から言われてますよね。2週間に1度はフィルターをチェックして、ホコリ、汚れが目立つようであれば掃除をするようにしてください。夏であれば水洗いしてもすぐに乾くので、朝のうちに洗って、暑くなる前に使えるようにしておくといいでしょう。
室外機周辺に物を置かない
室外機の前(空気を排出するところ)に物を置くと排熱がスムーズにできず、熱がこもってエアコンの負担が大きくなってしまいます。
室外機の前は最低50cm以内は何も置かずに風の通りを良くしてください。
まとめ
今回、エアコンの使い方をご紹介しましたが、エアコン自体が10年前に買ったものだと節電効果は今のエアコンと全然違いますから、古いエアコンを使ってる場合は買い替えも検討してみてください。いえ、買い換えるべきです!(`・ω・´)
暑い夏、節電しようとエアコンを使わないというのは間違いです。
この記事で紹介した節電方法を実践して、賢くエアコンを使って、快適に夏を過ごしてください(^^)