テレビサイズの選び方は部屋の畳数より見る距離がポイント!

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年末になり、家電も安売りするシーズン。

このタイミングでテレビを買おうと楽天やamazonを見てるのではないでしょうか。

さて、この記事では、テレビを選ぶ時にどのサイズを選んだら良いのかを『視聴距離』から選ぶようにしましょう。という内容です。

せっかく買うなら大画面! なんて考えてるようでしたら、この記事を読んで考え直したほうがいいかも。

それではまずはテレビのサイズ別に最適な視聴距離がどのくらいなのかをみていきましょう。

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テレビサイズ別 最適な視聴距離一覧

HD(ハイビジョン)、FHD(フルハイビジョン)のいわゆる2Kテレビの最適な視聴距離はテレビ画面の高さ×3です。

4Kテレビは2Kテレビの視聴距離の半分になるので、テレビ画面の高さ×1.5です。

55V液晶画面の視聴距離
2K:72×3=216cm(約2メートル)

4K:72×1.5=108cm(約1メートル)

では、テレビのサイズ別に最適な視聴距離をまとめましたので確認してください。
4Kテレビの視聴距離も2Kテレビと同様に液晶画面の高さ×3倍で計算してます。理由は後ほど説明します。

【テレビサイズ別 最適な視聴距離】

  • 19V:28×3=84cm
  • 24V:34×3=102cm
  • 32V:44×3=132cm
  • 40V:52×3=156cm
  • 43V:58×3=174cm
  • 49V:67×3=201cm
  • 50V:66×3=198cm
  • 55V:75×3=225cm
  • 65V:85×3=255cm

細かく1cm単位で出してますが、ぴったりこの数字に合わせるのは難しいです。ずっと同じ姿勢でいるわけではないので、だいたいの目安として考えてください。

さて、最適な視聴距離がわかりましたね。テレビを選ぶとき、距離のほかに部屋の広さ、何畳とか畳数で考えたりもします。

私が思うに畳数や部屋の広さで選ぶと失敗するのでは?と思うので、次はそれについてお話していきます。

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テレビのサイズは部屋の広さで選ぶと失敗!?

テレビのサイズ選びのとき、部屋の畳数で選んでしまうと最適な視聴距離を確保できなくなってしまいます。

例えば65Vの場合、8畳以上の部屋に最適といわれてますが、最適な視聴距離は約2.5メートル。

部屋にある家具のレイアウトや生活導線にもよりますが、単純にテレビを置くときは部屋の長辺に沿って置きますよね。

下の絵をみてください。
テレビのサイズの選び方は視聴距離で選ぶのが良いという説明

部屋を上から見た絵です。まず8畳の部屋で2.5メートル確保するのは無理です。12畳のLDKではソファを置かなければなんとかなりますが、そうしないと最適な視聴距離が確保できないということは、『最適な距離』とメーカーがおすすめしている『部屋の広さ(畳数)』に矛盾があるということになります。

たしかに広い部屋には大きいテレビがあったほうがしっくりきますが、それは見た目の問題でインテリアとしてテレビを扱った場合ですね。

実際に見ることを考えるとやみくもに大きい画面にするのは失敗する恐れがあるので注意してください。口コミなんかでは、『買ったばかりは大きすぎたかと思ったけど慣れた』という話をよく聞きます。

たしかにサイズ感には慣れてくるでしょう。しかしそれは最適な視聴距離ではありません。目や頭が疲れやすくなる恐れがあります。

最適な距離にテレビを置いても、生活の導線を邪魔しないサイズを選んだほうがオススメです。

次は、テレビのサイズは大きればいいというわけではない理由についてお話していきます。

テレビのサイズは大きれば良いわけではない!?

リビング用として大画面のテレビが人気ですが、『テレビはサイズが大きれば迫力があって見ごたえがある!』、『4Kできれいな映像をみたい!』という理由で大画面のテレビを選ぼうとしてませんか?

私はそれに異議を唱えます!

それは、先ほどお話ししたように『最適な視聴距離』を考えた場合、大きれば大きいほど、テレビから離れなければ見やすい位置で見れないからです。

いくら広い部屋と言っても長方形の部屋ですと、長手方向に向けてテレビを置くことはあまりないですよね。家の中で一番広い部屋はLDKになりますが、リビングにはダイニングテーブルもあり、導線を考えると上の図のようなレイアウトになると思います。

そうなると、大きい画面なのに視聴距離が十分に確保できず、映像をちゃんと見ようとすると目をたくさん動かすことになり疲れやすくなります。

視聴距離が短い場合と視聴距離が長い場合と比較したので、下の図を見てください。

視聴距離が近いのと遠いので疲れやすさを説明するための図

左の図のように大きい画面なのに視聴距離が短いと視野範囲の角度を広くしないと見れません。つまり首や目を上下左右に動かすことになるので、疲れやすく頭痛や肩こりの原因にもなりかねません。

ですので、右図のように視聴距離をとって視野範囲の角度を広げずに見られるようにする必要があります。しかし、部屋の短辺方向に向けてテレビを置くと、2メートル以上も距離をとるのは難しいですよね。

だから、安易に大画面にするのはおすすめできないと私は考えます。

それともう1つ、大画面がオススメできない理由として、『4Kでみたい』という場合、BSやCSを見るならぜひ選んでいただきたいのですが、地上波しかみないのであれば4Kは意味がありません。

理由は、地上波放送は4Kに対応してないから。

残念ながら4Kテレビで見ても送られてくる電波は2Kなので、表示される映像も2Kです。

序盤でお話しましたが、4Kテレビの最適な視聴距離は2Kテレビの半分でいいのですが、地上波テレビを見るなら結局2Kテレビの視聴距離が最適な視聴距離となります。

なぜ4Kで地上波が見れないかというと、4K対応の設備はお金がかかるので、番組を作るためにお金がたくさん必要になるからです。

BSやCSは見たい人がお金を払ってますから、4K対応の設備で撮影できるんです。しかし、地上波はお金払わなくても見れるものなので、制作側はお金を掛けられないんですね。

なので、地上波しか見ないのであれば、大金出して大きいテレビを買うのはもったいないです。

まとめ

一般的な家のLDKに置くなら40Vくらいのサイズがちょうどいいです。

家族で見ても小さすぎないし、一人暮らしの人が部屋においても邪魔にならない大きさです。

50V以上になると10万円以上になってくるので、本当にそのサイズがうちに必要なのか、テレビの視聴距離を考えたレイアウトやBS、CSを見るのか地上波だけなのかなど考慮して選ぶようにしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

30代のサラリーマン兼個人ブロガーです。 イチゴと餃子で知られている栃木県で生活してます。 このサイトでは、わくわくするような楽しい情報や生活の中で役立つ情報を発信していきます! サイトを起ち上げたばかりでコンテンツが少ないですが、これからどんどん増やしていきますので、時々見に来てください\(^o^)/ ご不明点や感想などございましたら、お気軽に問い合わせフォームからどうぞ~。