トマトが赤くなると医者が青くなると言われるほど体に良いとされるトマト。
生で食べても十分おいしいですし、栄養も摂れますが、ダイエット中に摂取するなら生のトマトよりトマトジュースが良いのだそう。
そこで、トマトジュースにはどれだけダイエット効果があるのか。また、冷たいトマトジュースをずっと飲み続けてると飽きてくるので、より効果的な飲み方などをご紹介していきます。
手軽で簡単なので、続けやすいですし、これで痩せられたら嬉しいですよね(^^)
でもダイエットはそんな単純ではありません。まずはどれほど効果があるのかみていきましょう。
トマトジュースダイエットは本当に痩せる効果があるの?
トマトの栄養といえばリコピン(リコペンとも呼ぶ)ですが、トマトジュースに含まれる成分でダイエットに効果があるのは『13-oxo-ODA』という成分で、生のトマトより、トマトジュースのほうが多く含まれているんです。
この『13-oxo-ODA』は脂肪燃焼作用があるので、それが多く含まれてるトマトジュースを飲むことでダイエット効果が期待できるといわれています。
では、実際にトマトジュースを飲んでダイエットにトライした人の口コミを見てみると
- 1年続けたけど体型に変化なし
- 2ヶ月で2キロ減った。その後は現状維持。お腹の張りが軽減。
- 痩せなかった
など、あまり大きな効果は期待できないようですね。
しかし、京都大学の研究で脂肪燃焼作用があることが確認されてるので、全く効果がないわけではないはず。(研究は人ではなくマウスです。)
口コミの内容から察するに、効果が薄かった人はトマトジュースを飲むこと以外は何も変えてないようなので、食生活や運動、睡眠など生活全体のバランスがトマトジュースのダイエット効果を引き立てるのではないでしょうか。
ちなみにトマトジュースで使われてるトマトはスーパーなどのお店で売られている生のトマトは使っていません。主に輸入トマトを使ってトマトジュースは作られてますので、スーパーの生トマトをミキサーでジュースにしても市販のトマトジュースには劣ります。
では、トマトジュースは朝飲むのが良いのか、夜飲むのが良いのかみてみましょう。
トマトジュースダイエットは朝と夜ならどっちがベスト?
栄養の吸収率が良いのは朝なので、朝に飲むのがおすすめです。朝から日中の間は活動の時間なので、体の代謝も良く脂肪燃焼効率が良くなります。
飲む量はコップ1杯~2杯(200~400ml)がいいでしょう。飲みすぎるとかえって体に良くありません。
夜も飲んでもかまいませんが、トマトジュースには野菜に含まれる糖質が入ってますし、夜は体の代謝も悪くなるので、あまり遅い時間に飲むと逆にその糖質が脂肪になる恐れがあります。
なので、夜9時までに飲むようにして、量はコップ1杯ほどにしておきましょう。
次は、ダイエット効果を上げる方法やマンネリを解消する方法をご紹介します。
トマトジュースダイエット方法【ホットトマトジュース】
冷たいトマトジュースを毎日飲み続けてると飽きてくるので、温めてみてはどうでしょうか。
ホットトマトジュースにすると、トマトに含まれるリコピンが加熱されることで吸収率が上がります。リコピンは抗酸化成分ですが、中性脂肪を増やさないようにする働きもあるので、ダイエット効果に関係しています。
さらにオリーブオイルをプラスすると脂溶性であるリコピンの吸収がさらにアップします!
ホットトマトジュースの作り方はとても簡単です。
- マグカップに200mlのトマトジュースを入れる
- 電子レンジで600W、1分30秒加熱するだけ
オリーブオイルを入れる場合は大さじ1/2杯入れてください。
トマトジュースダイエット方法【スープ】
温かいのと冷たいのどちらでもかまいませんが、温かいスープのほうが胃が温まり満足感が出るので、ダイエット目的であれば温かいスープがおすすめです。
作り方の詳細は専門のサイトを見てもらうとして、今回は省略させてもらいます。
スープは手間がかかって面倒だという場合は先ほどのホットトマトジュースでも良いでしょう。食前に飲むことで食べすぎの防止になります。
まとめ
トマトジュースだけで何キロも痩せることはないようです。ですが、美容効果もありますし、続けることに意味があります。
注意点としては一気にたくさん飲みすぎないこと。体質によっては肌が黄色くなってしまうこともあります。
それとトマトはもともと夏野菜なので、体を冷やす作用があります。冷え性であれば温めて飲むようにしてください。
また、口コミから考えると、1ヶ月、2ヶ月では目立ったダイエット効果は見えにくいので、半年ほど続けてると効果が出にくい人でも変化が見えてくるようですね。