いちごの洗い方の注意点!残留農薬の危険性は心配ない!?

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いちごは色々な品種が生まれて、ほぼ一年中食べられるようになりましたね。

私もいちご大好きなので、パックで買ってきたら、パックの中に水を入れて軽く洗って食べていたんですが、どうやら洗い方が間違っていたようで(^_^;)

しかも、いちごは野菜や果物の中で一番農薬が使われているんですって!

これはちゃんと洗い方を知っておかないと心配だなと思って調べてみました。

はい、今回は!

「いちごの農薬が心配だから洗う方法が知りたい!」
「残留農薬って体に影響あるの?」

この2つのテーマにフォーカスして記事をまとめました。

いちごの洗い方を3つご紹介します。
いちごをおいしく食べるためには、洗い方だけでなく洗うタイミングも重要です。

残留農薬は意外と心配ないかも!?

では見ていきましょう(^^)

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流水で洗う方法

  1. 食べる直前に洗う。
  2. 洗う時はヘタは付けたままで洗う。

いちごを水で洗うタイミングは食べる直前にしてください。
水に濡れてしまうと傷むのが早まるからです。

また、ヘタを取らないこともポイント!
ヘタを取ってから洗うとヘタを取った部分から水分が入り、水っぽくなったり、汚れや農薬が侵入してしまう恐れがあるからです。

農薬はいちごのツブツブのところに溜まりやすいので、優しく念入りに洗ってください。

保存する時は洗わずに保存してくださいね(^^)

保存方法の詳しい記事はコチラ
【関連記事】>>>いちごの保存方法から長持ちさせるポイントをご紹介!【常温・冷蔵・冷凍】

お酢で洗う方法

【方法1】

  1. 大きいボウルに水を入れる。
  2. お酢を水の量の20%~30%入れる。
  3. いちごをボウルに入れ、一晩浸ける。
  4. 翌日、いちごの水気を拭き取る。
  5. タッパーに入れて冷蔵庫に保存

 

【方法2】

  1. 大きいボウルに、お酢1:水3の割合で酢水をつくる。
  2. いちごをボウルに入れ、さっと浸し、流水で洗う。
  3. いちごの水気を拭き取る。
  4. タッパーに入れて冷蔵庫に保存

調べてみると、お酢を使った洗い方はこの2つがありました。
さっと酢水に浸けるかじっくり浸けるかの違いですね。

私個人の考えとしては、一晩浸けておくといちごのビタミンCが流れ出てしまうのではと心配なので、さっと浸けるほうがいいと思います。

流水で洗う時は「食べる直前に洗う」ということでしたが、お酢を使う場合は保存前に酢水に浸けます。

こうすることで農薬の除去やカビ防止が期待できます。

タッパーに入れる時はヘタ側を下にしていちごを立てるように並べてくださいね。
詳しくはコチラで解説してます。
【関連記事】>>>いちごの保存方法から長持ちさせるポイントをご紹介!【常温・冷蔵・冷凍】

重曹で洗う方法

  1. 大きめのボウルに水を張る。
  2. 小さじ1杯の重曹を入れ、重曹水を作る。
  3. いちごを重曹水に30秒~1分浸す。
  4. 流水で洗い流す。

注意点としては、

  • 浸す時間は1分までにすること。
  • ヘタは取らないこと。

お酢の時と同じ考えで、長く浸しているとビタミンCが流れ出てしまうので、浸し過ぎは注意してください。

重曹は農薬と反応して中和してくれます。
お酢を使うのがもったいないという場合は重曹をお試しください。

ちなみに重曹で洗うタイミングは食べる直前です。

塩水で洗うのはおすすめできない理由

洗い方を調べてみると、「塩水で洗う」、「塩水はダメ」と農業関係者の間でも意見が分かれています。

塩水で洗うメリットとしては、塩が細かい汚れやゴミを除去してくれます。

逆にデメリットは、塩が擦れてできた細かいキズから農薬や汚れが侵入してしまう恐れがあります。
また、塩の効果で水分が外に出されてしなびてしまうこともあります。

私個人としては、メリットよりデメリットが大きいので、塩水以外での洗い方をオススメします。

ここまでは農薬や汚れの落とし方をお話してきました。
でも、完璧に落ちているのかわからないですよね。

ここからは残留農薬についてお話していきます。
いちごに付いた残留農薬はどれほど危険性があるのか見ていきましょう。

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農薬の危険性について

大抵の野菜や果物には農薬が使われています。

農薬を使わないと農作物が病気になったり、害虫の被害にあってしまって出荷できなくなってしまいますから農薬は必要不可欠です。

スーパーで売ってる野菜や果物がカビていたり、変色していたり、虫が付いていたら、それでも買いますか?

農薬は悪者ではありません。むしろ私達が安全に食べて健康的な生活を送るために重要な役割を果たしています。

大切なことは「正しく怖がること」

「よくわからないけど、虫を殺す薬使ってるから危険だ」と不安になるより、正しい知識を身につけて対処しましょう。

いちごの農薬使用回数

  • 長崎県:65回
  • 福岡県:63回
  • 栃木県:52回
  • 青森県:40回

これを見ると北側の地域よりも南側の地域のほうが農薬の使用回数が多いですね。

暖かくなればなるほど病気や害虫被害のリスクが高いということでしょう。

ちなみに、この回数は単純に農薬を散布した回数ではありません。

使用した農薬の種類の累計数を表しています。
ですから、1回の散布に2種類の薬を使えば2回とカウントします。1回ではありません。

いちごは病気や害虫に弱い植物なので、農薬がたくさん必要なんです。

では、そんなに農薬を使っていて私達の体に影響はないのかというところですよね。

農薬と体への影響について

多くの方が気になっているガンやアレルギー、妊婦さんや胎児への影響についてお話します。

結論を先に言いますと、「がん」、「アトピーなどのアレルギー」、「妊婦さんや胎児への影響」と農薬の因果関係はありません。

農薬成分が原因という報告はないですし、農薬の安全性は信頼できる試験の組み合わせで科学的に判断されています。

また、残留農薬の基準値は、ADI(1日摂取許容量)というものを設定していて、人が毎日一定量を一生涯食べ続けても健康に悪影響がないと判断される量を動物実験結果から算出しています。

一日に食べる米、野菜、果物などの摂取量から考えられる推定農薬摂取量の80%を超えないように農薬の使用方法が定められているんです。

なので、残留農薬の付いたいちごを食べたからといって、農薬による体への悪影響は考えなくてもいいと判断できます。

残留農薬は生で食べるものだけではないんですよ。
普段食べているものにも意外と残留農薬があるんです。

意外な食べ物にも残留農薬が!?

いちごは残留農薬がワースト1位としてイメージが悪くなってますが、他の食品にも残留農薬はあるのでいちごを食べてなくても知らず知らずのうちに農薬を体内に取り込んでしまっています。

例えば、パンやカステラ、クッキーにも小麦粉からの残留農薬の残存率が50%~80%となっています。

もちろんこれも基準値内ということで問題ありません。

参考文献・サイト
食品中の残留農薬―残留農薬は調理加工により減少するか― (PDF)
農薬工業会

まとめ

洗い方と残留農薬の危険性についてお話しました。

農薬は基本的には心配ないということで安心しました(^^)

でも、店頭に売ってるいちごは店頭に並んでからホコリや雑菌にさらされるので、ちゃんと洗ったほうがいいですね。

有機栽培のものならいいかというとそうでもないんですよ。
使用できる化学農薬が限られているだけなので有機栽培してるといっても残留農薬が残っている可能性はあります。

農家さんの中には化学農薬を使わず天敵農薬といって害虫の天敵となる生物を使って農作物を守る方法をとっている農家さんもいます。

ただ、有機栽培のいちごは高いので、日常的に食べるものとしてはなかなか手が出ないですね。

あまり神経質にならずに、おいしいいちごを正しい方法で洗って食べるのが現実的と言えそうです(^^)

【関連記事】>>>いちごの保存方法から長持ちさせるポイントをご紹介!【常温・冷蔵・冷凍】

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ABOUTこの記事をかいた人

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