柏餅を食べるとき葉っぱを取りますが、たまに餅と葉っぱがくっついてしまって、餅が破れて残念なことになりますよね。
こうならないようにするにはどうしたらいいのか、作る過程での解決方法と食べる時の解決方法をまとめましたのでぜひ参考にしてください(^^)
解決法1 蒸し終わった餅が冷めてから葉っぱで包む
餅だけを蒸して、最後に葉っぱを巻くパターンの作り方で使える方法です。
『あとは葉っぱを巻いて完成』という段階にきたら、餅をしっかり冷ましましょう。
温かい状態の餅は粘り気が強いですから、冷めないうちに葉っぱを巻いてしまうと、餅がくっつきやすくなりますから注意してください。
この方法のデメリットとしては、最後の仕上げに葉っぱを巻いて完成とするので、餅に葉っぱの香りがつかきません。香りを楽しみたい場合は物足りなさを感じるかもしれないです。
解決法2 蒸し終わったら、一回葉っぱを餅から離す
これは葉っぱを巻いた状態で蒸す方法で使います。
葉っぱを餅に巻く時は餅が冷めていることを確認してください。
冷める前に餅に巻いてしまうとくっついてしまいます。
葉っぱを巻いて蒸し器に入れるときに、葉っぱを巻いた餅を立てて並べます。
蒸し終わったら冷めないうちに葉っぱを開いて、また閉じます。
一回餅から離すことでくっつきにくくなります。また葉っぱを閉じるときに、餅につく部分を指につけた水で葉っぱを少し湿らせてから閉じるとより効果的です。
解決法3 米粉を白玉粉から上新粉に変える。または比率を変える。
餅をつくるとき、白玉粉だけで作っていたり、上新粉と白玉粉を混ぜてつくるときの割合で白玉粉の比率が多くなっていると粘り気が強い餅になり、葉っぱにくっつきやすくなってしまいます。
基本的には上新粉(うるち米100%)だけを使うことをオススメします。
どうしても白玉粉を混ぜてモチモチ感を出したいのであれば、上新粉8:白玉粉1:片栗粉1の割合で作ってみてください。
【割合の参考元】
シェフごはん
解決法4 葉っぱにサラダ油を塗る
あまりオススメしない方法ですが、和菓子屋さんの一部ではこの方法を使ってます。
油を付けすぎないようにキッチンペーパ-に油を付けて、餅を包む面に油を伸ばしていくか手のひらに少量の油をつけて、両手をこすり合わせて手のひらに薄く油を伸ばしたら、その手を葉っぱにこすり付けて油を付けていきます。
もし、油を付けすぎたらキッチンペーパ-で拭き取って調整してください。
和菓子屋さんはプロですから、味に影響しないようにうまくやってると思いますが、素人がやって失敗してしまうと油で食感が最悪になりますから、やるのであればマズくなるのを覚悟の上でやってください。
解決法5 レンジで温めて蒸し直すor水で濡らしてはがす
解決法1~4までは自分でつくる過程で使える解決法でした。
解決法5は作り終わった後に葉っぱをはがそうと思ったらくっついてうまくはがれない場合や人からもらった柏餅で使える方法です。
水にさっとくぐらせて柏餅全体を濡らします。
そしたらラップで包んで、レンジで温めて蒸すことで葉っぱと餅が離れやすくなります。
ただ、餅全体を濡らしたくない場合や出先ではレンジなんてありませんから、こうゆう時は指を水で湿らせてくっついてる部分を指で濡らしながらゆっくりはがしていくとはがしやすくなりますからお試しください。
まとめ
自分で作るのであれば、
- 餅が熱いときに葉っぱを巻かない。
- 餅を冷ましてから葉っぱを巻く。
- 葉っぱを巻いて蒸したら、冷めないうちに一度葉っぱを餅から離す
- 基本的に白玉粉は使わない。もしくは白玉粉の割合は10%までにする。
- 葉っぱにサラダ油を薄く塗る(方法としてはあるけどオススメしない)
食べる直前では
- 柏餅全体を湿らせてからラップで包み、レンジで温めて蒸す。
- 指先に水をつけて、葉っぱと餅がくっついてる部分を湿らせながらゆっくりはがす。
これらの方法できれいに葉っぱを取ることができて、おいしく柏餅をたべることができます。
ただ、どうしてもうまくはがせなくて、少し葉っぱが付いてしまった餅を食べることもあると思います。
柏餅の葉っぱは食べても大丈夫なのでしょうか。できればやめておいたほうがいいんですが・・・
詳しくはこちらの記事でチェックしておきましょう。
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